訪問介護をする立場の人が、特に気をつけておきたいのが利用者との距離感だ。
訪問介護は利用者の自宅に足を踏み入れる特殊な仕事であり、利用者のプライベートゾーンに入るため、親密な仲になりやすい。
しかし、だからといって友人感覚のようなラフな関わり合いになるのは避けるべきだ。
そうなった場合によくあるのが、利用者がなんでも頼んでくるパターンだ。
仲良くなれば発言しやすくなるため、業務内容以外のことも要求してくる可能性が高まる。
そうすると、仲良い間柄だからとつい対応してしまう人もいるだろう。
一度そうなってしまうと歯止めがきかなくなってしまうものだ。
そんな状態にならないためにも、最低限の距離は確保しておいた方が良い。